「かざぐるま畑の沼の小屋」


「おや、団子は嫌いか…。」


そう言って、娘の傍らに腰を下ろした死神は、そっと小さな折鶴を愛しそうに見つめました。

幾日か前、大きな折鶴に乗って連れて来られた娘は、一言も口を聞きません。




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